紙教材とデジタル教材の使い分け例

<紙教材とデジタル教材の使い分け例>

タブレット・電子黒板などICT教育がが現場に普及しはじめ、徐々に整備が進みつつあります。

通信教育をはじめとする家庭学習でもタブレット型の教材やネットを利用した学習などが増えてきました。

では、今までの紙教材・テキスト型教材がなくなるかといえば・・・そうではありません。

「ICT教育のメリット/デメリット」などにも書いていますが、やはりどちらにもメリットがあり、優位性があると思います。

そこで紙教材とデジタル教材を上手に使い分ける方法をいくつか考えてみたいと思います。

紙教材を軸に学習

まず、それぞれの特性を生かして活用をしていくことを考えてみましょう。

「デジタル教材」は動画や音声、自分で動かしたり調べ物も早い。こういった特性を考えると、映像や音声を使った授業形式の学習、実際に動かしたり様々なことを調べたりすることで要点の確認や知りたいことを探すのに優れているといえます。

一方「紙教材」は直接書き込んだり漢字の反復練習など自分の学習法で勉強を進めていけます。辞書を引きながら複数の教材を一度に開き学習、情報量が少ない分自分で考えたり調べたりすることで学習効果が高まることも期待できます。

紙教材→「勉強」、デジタル教材→「授業・確認」

テキストや参考書・通信教育などの紙教材を軸に考えて、デジタル教材を確認や調べ、講義や授業を観たり聞くツールとして活用することで双方のメリットを生かした学習ができるのではないかと思います。

デジタル教材を軸に学習

逆に「デジタル教材」を軸に考えてみたいと思います。

「デジタル教材」はタブレット1台あれば学習することができます。「紙教材」ではテキスト・ノート・辞書・参考書・・・などが必要になりますが「デジタル教材」であれば教材がかさばる心配もありませんし持ち運びも楽です。

また、学習のスピードも速く知りたいこと・重要なポイントを動き・音声を使って学習ができますので、多角的な学習ができるのが特徴でしょう。

「紙教材」ではできない学習ができますので、メインを「デジタル教材」にすることで学校の授業とは違った角度から学習することができます。

デジタル教材→「メイン」、紙教材→「テスト」

家庭学習の基本と「デジタル教材」にすることで多角的な学習・楽しみながら勉強をすることができます。「紙教材」は確認テストや模試や試験前テストなどで活用していくことで実力を測ることができると思います。

結論!臨機応変に使い分けるのが良いでしょう!

家庭での学習環境や子供の性格などに合わせてどういった活用をしていくのかを考えて使用していくのが良いと思います。

「デジタル教材」「紙教材」どちらにも利点があります。
どちらかに固執してしまうのではなく、両方の良いところを学習に活用していくことが大切であると考えます。

それぞれの家庭や子供に沿った学習や勉強のサイクルが確立できるように、どのような方法で各教材を活用していくことが望ましいのかを考えてみましょう。

『毎日の勉強は「デジタル教材」、テスト前の学習は「紙教材」』
『軸を「紙教材」にして週末のみ「デジタル教材」で学習』
など、様々な方法を考えてみましょう!

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