ICT教育のメリット/デメリット

<ICT教育のメリット/デメリット>

タブレット端末や電子黒板などを利用したICT教育。ITCとは「Information and Communication Technology」の略で「情報通信技術」のこと。

今回は学校でのICT教育のメリットやデメリットを少し考えてみました。


◆メリット

◎授業が分かりやすくなる
映像や音声などを利用したり、タッチパネルで動かしたり拡大したり、調べ学習・グループ学習への活用など、従来の授業より多角的に学習ができ、多様性もあるのが大きな利点だと思います。

例えば図形を動かすことで視覚的な理解や漢字の書き順、英語のリスニングなどが従来より簡単にできるようになります。

◎時間の短縮
これは生徒側・教師側両方から言えることです。
特に教師側がメリットが多く、教材作成のなどの準備時間や黒板に書きだす時間などを短縮することができるでしょう。

◎学習意欲の向上が見込まれる
デジタルで学ぶことで学習意欲の向上や、楽しく勉強を進めていくことができるでしょう。

◎早期から必要な能力を身につけられる
将来的に社会に出ても必要なデジタル機器を早期より適切な指導のもと扱うことができる。


◆デメリット

◎地域による格差
ICT教育の導入はもちろん、使用するソフトなどによる地域や学校による格差がでてくることでしょう。導入の費用や導入形態により授業内容も変わってきます。

◎鉛筆を使う授業
取り組み方で変わると思いますが、鉛筆を使って実際に紙に書くことも大切だと思います。将来的にどの程度デジタル化するのか分かりませんが、上手に両立をしていくカタチが望ましいのではないでしょうか。

◎VDT症候群
長時間ディスプレイなどの表示機器を使用することでおきる、目、体、心の病気。ドライアイ、充血、視力低下、こり、痛み、食欲減退、不安感など。

◎故障や不具合など
例えば故障した場合やシステムの不具合によっては授業ができなくなったり、修復までの時間がかかりすぎてしまうこともあります。



教師のあり方や授業の形態、反転授業、想像力や記憶力、法律面や予算面など細かいところを上げればメリット・デメリットともにまだまだいろいろな意見があると思います。

通信教育では「進研ゼミ」「スマイルゼミ」がタブレットを活用した教材で学習することができます。

個人的にはICT教育を活用していくことは良いことだと思いますが、どちらかに偏りすぎてしまうのではなく、効果的に利用していくのが良いのではないでしょうか。

年代別教材一覧

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