デジタル教科書が正式な教科書に!

<デジタル教科書が正式な教科書に!>

タブレット端末などで利用することになる「デジタル教科書」。
「デジタル教科書」を正式な教科書として位置付ける学校教育法改正案が閣議決定(2018年2月23日)され、2020年度から本格的に導入を促していく方向となると思います。現行ではデジタル教材は副教材の扱いになっているので、教科書として正式に位置づけることで学びの幅を広げていきます。

デジタル教科書のメリットは、音声や動画など多角的なアプローチで学ぶことができるところ。持ち運びも便利ですね。

といってもすべての教科書が「デジタル教科書」になるわけではなく、紙の教科書と併用した授業を念頭に考えられており、授業によっては「デジタル教科書」だけで進めていくことも可能というスタンス。

正式にデジタルが教科書として考えられていくことで、さらに学びの幅が広がっていくと思います。

メリットや問題点

「デジタル教科書」のメリットや現状の問題点などを考えてみます。

・メリット

・音声・動画・アニメーションなどを利用した多角的な学び
・ICT技術を活用したアクティブラーニング
・視覚障害・発達障害児童への学習支援
・デジタル機器の操作能力の向上
・自宅で授業を受け学校で問題を解く逆転授業への活用
 など

基本的には紙教科書との併用スタイルが基本となるので、テキスト形式の教科書とデジタル形式の教科書の双方のメリットを生かした勉強をすることができると思います。

・問題点

・ICT環境の整備がまだ不十分
・教師のICT活用指導力
・自治体・学校での利用の偏り
 など

特に学校での環境整備や実際に指導する教師の活用能力などは画一化してほしいところです。

家庭からはじめるデジタル学習

タブレット学習

いち早く家庭でタブレット端末を使った学びをはじめている小学生がとても増えてきました。

主に「スマイルゼミ」「進研ゼミ」「Z会」といった通信教育を利用して、デジタルメリットを生かしながら学ぶタイプの教材が人気です。

タブレットでの学習は効率的で多角的な勉強ができるだけでなく、子供の学習意欲を引き出して学びの幅を広げてくれます。また、デジタルのメリットを実感するとともにテキストや紙教材の重要性も再確認することができます。

これから教育はICT化へと大きく舵を取ることとなります。

双方の特長やメリットを生かした効果的な学習を家庭でも実践していきましょう。

年代別教材一覧

幼児 0歳~ 1歳~2歳 2歳~3歳

3歳~4歳 4歳~5歳 5歳~6歳
小学生 小学1年生 小学2年生 小学3年生

小学4年生 小学5年生 小学6年生
中学生 中学1年生 中学2年生 中学3年生
高校生 高校1年生 高校2年生 高校3年生
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