どうして勉強をするのか?

<どうして勉強をするのか?>

子供に「どうして勉強をしなければいけないの?」と聞かれたことがある方もいると思います。

子供にとって勉強に対する疑問をそのままやる気に変換してあげることができれば、学ぶことに対して意識が変わってきます。

では「どうして勉強をするのか?」について2つの単純な考え方を紹介してみたいと思います。もちろん多様な考えがあり、個々の家庭で方針も違いますが多くの家庭では下記のようなことを考えて子供に学習の機会を与えているのではないでしょうか。

子供の人生の選択肢を増やすため

勉強をするということは子供の人生の選択肢を増やします。

なりたいもの・職業に就くためには特定の資格や免許がいることもありますし、様々な知識や学力があればそれだけやりたいことができる確率が上がります。

例えば2次関数や不等式の証明など数学で学ぶことは日常生活でほとんど使う機会はありません。しかし、100人いれば1人か2人は必要になる職業についているでしょう。逆に言えばその1人にとっては必要な学力なのです。万が一その職業に就きたいと思った時にその知識や学力があれば迷うことなくその道に進んでいくことができます。多くを学び勉強をするということは、自分の将来の進路の幅を広げ、人生の選択肢を増やしていくことができるということなのです。

小学生であれば将来なりたいものが明確でないことも多いので、各教科バランスよく学習することが求められますし、逆に将来の目標が明確である場合はそれに必要な学びを集中して行うこともできます。

ともかく勉強をするということは、子供の可能性を広げていくことであることは間違いありません。そのあたりを具体例などを提示しながら子供に説明してみると良いと思います。

多様な視点・自由な発想を得られる

子供に説明するには少し難しいかもしれませんが、多様な視点や解釈、自由な発想を得られます。そしてそれはそのまま豊かな心を育んでいくものです。

社会に出て仕事をしても、人とのコミュニケーションでも、ひとつに凝り固まった考え方をするのではなく、豊かなアイデア・発想力で様々な視点で考えることは人生において非常に大きな武器になります。

例えば、コーヒーを淹れたとしましょう。
国語的には「コーヒーは黒くておいしい飲み物」
算数的には「300mlのカップに250mlの液体が入っている」
社会的には「コロンビア産とブラジル産の豆を使っている」

上記のように見方によって一つのコーヒーでも多様な見方・考え方があります。多様な視点を持つということはとても大切な事で非常に楽しいことなのです。


志望校に合格するため、より良い会社に就職をするため、人生を豊かにするため、などなど様々な答えがあると思いますが、そのまま直接子供に話してもピンとこない。抽象的すぎますし子供にとってそれはそれほど魅力的な回答になっていない場合が多いのです。

もちろん上記にも書きましたが、各々の家庭において考え方も違いますし多様な意見が亜tると思いますので、個々の家庭の方針に沿ってなるべく具体例等を出しながら子供に説明してみてはいかがでしょうか。

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