読書は大切な宝物をくれる!

<読書は大切な宝物をくれる!>

本を読むことにはどのような効果があるのでしょうか。

例えば幼児期は親が読み聞かせをしたり、小学校では読書を推進して本を読む時間があったり何冊読むか目標を決めていたり、1959年から「こども読書週間」も定められており本に触れる機会も多いですが、中学生以降になると本を読まない子供が一気に増えます。

「全国学校図書館協議会」の調査によれば、1ヶ月間(2014年5月度)の平均の読書冊数が小学生が11.4冊なのに対して中学生3.9冊・高校生1.6冊。1ヶ月間で全く本を読まなかったいわゆる不読者は中学生で15%、高校生で48.7%と年代が上がるにつれ読書をしなくなる傾向があるのが分かります。

学校には図書館があり自由に本を読むことができます。本を読むこと、本の世界に触れることはとっても大切な事ですので、本を読まない子供、本が嫌いな子供がいるご家庭は、本を読むことを促してみてはいかがでしょうか?

読書をすることの効果

●読解力・語彙力・国語力を伸ばす
漢字・語彙・表現方法などを知ることができ、文章を読み解く力や総合的な国語力を伸ばすことができるでしょう。表現する力も養うことができるので書くスキルの向上も期待できます。

●思考力・想像力・発想力などを伸ばす
多角的・客観的に物事を考えることができるようになったり、実体験をしていなくても本を読んでイメージすることができ、可能性や新しいアイデアなどへとつながる想像力が身につくでしょう。

●学力よりも学習活動に役立つ
読書=学力が上がるというよりは、学ぶこと自体への影響が大きいと考えられています。文部科学省の調査でも学力との直接的な関係性よりも、読書は学習活動に影響が大きく間接的に学力に影響しているという関係性が指摘されています。

●コミュニケーション能力
相手の言っている意味や意図を理解して、自分がいいたいことを正確に表現できる力を養うことができます。本を読むことで登場人物の感情を体験することで、相手の立場になって考えたり気持ちや感情を予測することができる。

上記のほかにも、感受性・洞察力などの様々な能力を伸ばしたり、脳の活性化、ストレスの軽減などにも効果があるといわれます。

上記の中で特に注目したいのは、学習活動との関係性です。

国語ではやはり読書をしている子供のほうが学力が上がる傾向にあると思いますが、他の教科への直接的な影響は少ない。しかし、学習活動への影響が大きいというのが非常に大切な事です。国語もそうですがどの教科でも勉強をしなければ学力は上がりません。その学習活動に対する影響が読書活動が大きく影響しているのは考えておきたいポイントではないでしょうか。

本を読む習慣を身につけると大人になっても本を読むことが普通になります。

社会に出た後でも仕事や交友関係を円滑に行うためのひとつのツールとして、読書は大切な習慣です。

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