異字同訓の使い分け
<異字同訓の使い分け>
先日、文化庁の文化審議会が42年ぶりに「異字同訓」事例を示す手引を見直し発表されました。
◆異字同訓とは
漢字は異なりますが同じ訓をもつもの。
(例) うた → 【歌】【唄】
あう → 【会う】【合う】【遭う】
やさしい → 【優しい】【易しい】
◆使い分けられますか?
異字同訓の中には比較的簡単に違いを説明できるものから、なかなか説明が難しいものがあります。
子供と一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
上記の例「やさしい」を説明すると、
【優しい】・・・思いやりがある。穏やか。
【易しい】・・・分かりやすい。たやすい。
では下記の違いはどうでしょう?
まち → 【町】と【街】
はる → 【張る】と【貼る】
はやい → 【早い】と【速い】
一見分かりそうですが、、、皆さんは説明ができますか?
日常生活でもよく使う言葉、社会に出た時に必要な使い分け、何となくはわかるけど説明が難しい『異字同訓』も多くありますので、この機会に子供と一緒に『異字同訓』で遊んでみてはいかがでしょうか。
上記の答えを含め今回見直された『異字同訓』はこちらです。