公立高校入試の内申点は都道府県で違う!
<公立高校入試の内申点は都道府県で違う!>
中学3年生は夏休みからいよいよ本格的な受験勉強が始まります。
受験日まではまだまだ時間があるこの時期は、今までの勉強の総まとめと苦手な教科・単元の克服を重点に取り組むのに良い時期です。過去問や応用問題に取り組むよりもまずは基礎固めで地力を身につけていきましょう。
入試日から逆算して考えると、演習問題や過去問に集中して取り組むのはまだまだ先でも問題ないと思います。受験日までの長期的な計画を立てて今やるべきことを自信を持って取り組んでいきましょう。
さて、今回は高校受験の内申点のお話です。
都道府県で違う内申点
実は都道府県によって内申点の点数や対象となる教科などが違います。
例えば、、、
<東京都の場合>
●対象:3年生の成績
●教科:9教科(国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・技術(家庭)・保健体育)
●点数:「5教科×5段階」+「実技4教科×5段階×2」 65点満点
<千葉県の場合>
●対象:1年生~3年生の成績
●教科:9教科(国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・技術(家庭)・保健体育)
●点数:各教科を5段階で評定 135点満点満点
上記のように都道府県によって内申点の仕組みや取り扱いが異なります。
1年生の成績から対象になるところもあれば3年生の成績のみを対象にしているところもあります。点数も各都道府県によって算出方法が異なり、その他にも内申書には特別活動記録や学習状況などの項目がある都道府県もありますので、入試を控える中学生は内申点の算出方法などを調べておくことは非常に大切な事です。
これは3年生に限ったことではありません。
上記でもわかるように1年生からの成績が含まれる都道府県は多く、高校受験の情報を早目に収集しておくことも大切な準備のひとつです。
どこで内申点の算出方法を調べれば良いのか?
大手学習塾や受験情報サイトなどでも調べることができますし、通信教育の『進研ゼミ』のサイトでも都道府県ごとに詳しい受験情報が掲載されていますのでとても参考になります。
「お住まいの都道府県 高校受験 内申点」などで検索すれば一発で分かると思いますので、中学生のお子様がいるご家庭は一度調べてみましょう。
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