学習計画を立てよう-小学生-

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なかなか家庭で勉強しなかったり、集中して取り組むことができなかったり、学力が中々定着せずに学校の授業に遅れだしたり、このような問題がある子供は家庭での学習計画をしっかりと立ててみましょう。

程度大雑把な計画で良いと思います。

「学習計画は大雑把に」というとなんだか聞こえは悪いですが、特に小学生のうちは細かい学習計画よりも、ある程度の時間や単元を決めておくようなアバウトな学習計画のほうが子供のやる気の継続になります。

そもそも子供は、やらなければいけないことが多いとやる気を失いがちです。ビッシリ決められたスケジュール通りに勉強しなければいけないというような場合、学ぶことよりも勉強を終わらすことを目的として学習に臨んでしまいます。

無理のない学習計画でまずは学習の習慣をつける

学習計画を立てる上で最初は「学習習慣を身につける」ことを重点的に考えていきましょう。

余裕を持った計画を立てることで無理なく勉強ができるようにしていき、確実に子供がこなせる分量で学習習慣の定着を目指しましょう。

よく「学年×10+10分」と言われる学習時間。
小学2年生なら「2×10+10分」=30分
小学5年生なら「5×10+10分」=60分

あくまで目安ですが、上記の時間度家庭学習でどのように割り振っていくのか、またそもそも上記の時間が子供に無理長いのかを確かめながら計画を作り練り直していきましょう。

前回紹介した家庭での平均学習時間は小学生の場合58.9分。これは学年の区切りで調査しているのではなく小学生全体での調査結果です。

毎日決まった時間に勉強をする

生活のリズムを作り家庭学習の習慣化という観点からも毎日決まった時間に勉強をするように計画をしましょう。

ぐ宿題をしてそのあとに通信教育などの教材をやるような感じで計画をしていけば良いと思います。

また、単に学習計画だけ立てても意味がありません。子供の1日の生活リズムの中に組み込むことが大切です。

テレビを見たり、友達と遊んだり、家族で過ごす時間やお風呂や就寝まで考えて学習計画を立てていきましょう。

○○時~○○時までは勉強をする時間、それ以降は自由時間、など勉強だけになってしまわないように子供の楽しみの時間や自由な時間をしっかりと作っておきましょう。

時間で区切るのもアリ

例えば学習している単元が途中になっても時間で区切ることも考えて良いと思います。逆に予定していた単元が終わっても時間までは他の学習をするようにしましょう。

子供の集中力は長続きしません。集中して取り組める時間を設定して時間で区切ることで実のある学習ができ、たとえ途中で終わったとしても、どうしても気になって次の日に勉強をするときに意欲的に始めることができるかもしれません。

ある程度集中して学習ができるようになれば、時間がきても単元の途中で終わるのではなく、区切りの良いところまで学習をするようにしていけば良いと思います。

焦らず、急がず学習を進めていきましょう。

状況によって計画の見直し・修正

学習計画はあくまで計画。実際にその通りに行かないこともありますので、当初の計画に固執することなく臨機応変な変更をしていきましょう。

子供の意見を聞きながらより良い学習が家庭で行えるように一緒に考えていきたいですね。

小学生のうちに学習の習慣が身についているとその後中学へ進学したときに苦労が減ります。まずは勉強の習慣をつけていけるような計画をそれぞれのご家庭で子供と一緒に立ててみましょう。

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